ラピスラズリの指輪

 【プロフィール】
YNOMA
(イノマ)
デザイナー/工芸作家







 
【大きなこだわり】

全てを最小限に仕上げたラピスラズリの指輪です。
宝石のついた指輪は、身につけるシチュエーションが限られる物に見えました。
気分を盛り上げるジュエリーとは別に、さり気なく身に着けていられる物も大切なのではないかと考え、この指輪は全てを最小限のサイズに仕上げています。
宝石無しの指輪のようにシンプルながら、深く青いラピスラズリが少しアクセントになる。
周りに気づかれなくてもいい。
自分が気に入っていればいい。
でもたまに気づかれて褒めてもらえる。そんな指輪を目指しました。



【小さなこだわり】

指輪はサイズが小さいプロダクトの為、余すことなくこだわることができます。
本展示では、その選択肢を並べています。
「ラピスラズリの色」「ラピスラズリの大きさ」「線の太さ」「線のテクスチャ」「仕上げの色」、一例に過ぎませんが、このような無数の組み合わせの中から、最小限で強く美しいバランスを選び1本の指輪に仕立て上げています。
例えばシルバーの太さについて、強度を考えれば太い径のものを使いたいところですが、今以上の太さの場合、女性の目にはすぐに「少し太い」と感じ取られてしまいます。
この組み合わせの指輪では、更に細いほうが良いという意見さえ出ますが、ラピス部分のボリューム感と強度のバランスを考え、現在の径を採用しました。



【主催者からのコメント】
coming soon ...